革命的な新しい金融の考え方

ソーシャルファイナンスは、わたしたちが生活を送る日々において、新しい考え方とされる経済と社会との関わり合いに基いた金融のサービスなどの事を指しています。

わたしたちの経済は、市場取引などを行うことによって自由な経済活動を行うこと、その利益を求めていくことを目的としていますが、社会的経済での考えによるソーシャルファイナンスでは、そのサービスは利益や利潤を追求することのみに行われるのではなく、社会的なさまざまなサポートを追求していくことも織り込まれた経済活動を求めていくことになります。

このような利益を求める事のみを目的とした金融の仕組みは、さまざまな形で現在の社会においてあわられはじめており、例えば何かしらの団体や個人などが事業などを始める際には、こうしたソーシャルファイナンスなどが有効なものとして利用されているのです。

こうしたソーシャルファイナンスは、それまでの利益追求型の金融のモデル、仕組みとは違い、社会へのサポートも重視している点などから、革命的な新しい金融の考え方であるとされています。

例えば、銀行などが資金の融資などを行う場合、その基本は銀行の資本を増やすことが第一の目的となりますので、融資を行うことによって発生するリスクを第一に考えて融資が行われます。
このために、銀行では融資を受けたい貸し手側に対して厳しい審査基準などを設けていますし、融資を行うことによりそこから利子が得られる事、融資した資金が必ず返却されることなどを条件としているのです。

このように融資を行う側である貸し手にその裁量がゆだねられているために、融資を受ける側である借り手は、貸し手によって選択されることになりますし、社会的な役割が極めて大きな事業などであったとしても、そこから利益が得られ、融資資金と金利の回収が困難であるとされた場合には、融資を受ける事ができないことになります。

現在の金融の形式、普通のファイナンスではこうした事が当たり前になっていますし、これによって、社会的意義の大きな活動を行っている民間非営利組織であるNPO法人などは、銀行などからその事業資金の融資を受けられないという事になり、社会的なサービスの向上などが大きく遅れることになっていきます。

ソーシャルファイナンスでは、このような利益を上げる力が弱くとも社会的の行動意義の大きいNPO法人などに対しても、資金の融資を行うことができるために、利益の追求と社会的サービスの向上とを同時に行うことができ革命とも称されているのです。