研究会などが開催される

経済の分野において、新しい金融などの考え方の一つとされるソーシャルファイナンスについては、数多くの研究会などが開催されており、最も注目の高い経済的な事柄の一つとされています。

ソーシャルファイナンスでは、それまでの利益を追求する形の金融とは違い、資本を持ちこれを融資する側の利益を求める事はもちろんですが、そこから得られる利益やサービスを社会性の高いものにしていくことを目的としている事が、一つの大きな特徴になります。

たとえば、これまでの金融による融資などでは、利益を求める事が最優先とされていたために、社会性が高く利益が薄い社会性や公共性の高い事業などについては、その資金の融資などが行われていませんでした。

こうしたものは、これまでの日本においては、補助金や助成金などによって多くは支えられることとなり、また近年では銀行などがこのようや社会性の高い事業などを行っていることの多いNPO法人などに対して融資が行われるように、2015年に信用保証協会の保証の対象などに含まれるようになりました。

しかし、こうしたNPO法人以外の公益財団などの団体はこの保証対象には含まれておらず、またこうした信用保証協会の保証があったとしても、銀行側としては担保となる資産を持っていなかったり、収益の見込みが難しいことなどから、融資に踏み切ることができないという現状があります。

社会的な意味合いの強い事業やサービスなどには、現在の段階よりもより積極的に資金をめぐるようにしていくことにより、経済活動そのものを支えている社会全体と言いうものを支えていく必要があり、こうした事が結果的に利益を求める事を追求していく形をもつ自由な経済活動を支えていくことになっていくのです。

このソーシャルファイナンスの分野は、これまでは利益にならないという事で、ある意味では経済活動とは区分された、ともすれば正反対のものとされた分野だったのですが、近年では、ソーシャルファイナンスに対してのさまざまな試みが世界中で行われるようになりました。

社会的意義が大きいものの、大きな利益を上げる事をの事務ことが難しいこうした部分に資金を集める手段として、投資や債券などの投資手法が新たに登場した事や、インターネットなどを利用したクラウドファンディングなども登場したことにより、ここに利益を求める事ができる可能性が示され、こうしたものを取り込んで広げていくために、研究会などが開催されるようになったのです。